仮想通貨詐欺

偽物の仮想通貨取引所に注意|URL・登録情報・アプリの確認順

取引所らしい画面が整っていても、それだけで正規サービスとは判断できません。

仮想通貨の投資話で案内されたサイトは、送金前にURL・運営情報・アプリの入手元を切り分けて確認します。

画面の見た目より、どこから案内され、誰が運営し、どの情報へ到達できるかを見る順番です。

糸川のぞみ

URLは、相手から届いたリンクを開く前に一度メモへ控えておくと、似た文字や別ドメインに気づきやすくなります。

偽の仮想通貨取引所か確認するときの順番

「利益が出ている」「あと少しで出金できる」と表示されていても、表示額だけでは状況を判断できません。

追加の送金や個人情報の入力を止め、次の三つを順に見ます。

  1. URLとドメインを保存する
  2. 運営会社・連絡先・利用規約を確認する
  3. 交換業者としての登録情報とアプリの入手元を照合する

URLは検索結果ではなく、公式の案内から照合する

検索広告やSNSのリンクは、公式とよく似た名称・URLへ案内することがあります。

案内されたページのURL、ログイン画面、問い合わせ先をスクリーンショットで残し、公式サイトや正規アプリストアから到達した情報と照合します。

URLの一文字違い、見慣れないサブドメイン、連絡先がチャットだけという状態は、確認を止めないための材料です。

登録情報は「掲載があるか」だけで終わらせない

国内で暗号資産交換業を行う事業者には登録が必要です。

金融庁の公開情報で名称を確認し、案内元の会社名・住所・問い合わせ先と食い違いがないかを見ます。

  • サイトに表示された会社名と法人所在地
  • 問い合わせ窓口のメールアドレス・電話番号
  • 利用規約、手数料、出金条件の画面
  • 金融庁の登録一覧で確認した名称

アプリのインストールを急がされたとき

メッセージ内のリンクからアプリを入れるよう促されても、その場で操作を進めないほうが安全です。

まず案内文、アプリ名、提供元、ダウンロード画面を保存します。

ストア外の配布や不自然な権限に注意する

正規アプリストア以外からのインストールや、投資の説明と関係の薄い権限の要求は、立ち止まって確認したいポイントです。

すでに入れてしまった場合も、アプリを消す前に画面と通知を保存しておくと、経緯を説明しやすくなります。

送金してしまった場合は、取引所と記録を先に整理する

偽サイトの疑いがあるとき、相手へ説明を求め続けても状況が進むとは限りません。

送金元の取引所、銀行、カード会社など、実際に使ったサービスの公式窓口を確認しながら、送金日時と履歴をまとめます。

糸川のぞみ

サイトを消す・相手を問い詰める前に、URL、画面、会話、送金履歴を同じフォルダへ集めておくと、次の相談先へ渡しやすくなります。

仮想通貨詐欺の証拠保存で残したいものでは、画面と履歴を時系列にする方法を整理しています。

よくある質問

サイトのデザインがきれいなら正規と考えてよいですか?

判断できません。URL、運営情報、登録状況、公式の問い合わせ窓口を別々に照合します。

金融庁の登録が見つからない場合はどうしますか?

案内された名称と正規の事業者名が一致しているかを含め、送金や個人情報の追加提供を止めて確認します。

相談先はどこから確認しますか?

送金に使った取引所等の公式窓口に加え、警察相談窓口や消費生活相談窓口を、状況に応じて確認します。

取引前の危険サインを広く確認したい場合は、仮想通貨詐欺に遭ったかもしれないときの最初の確認もあわせてどうぞ。

※この記事は、特定のサイトや事業者を詐欺と断定するものではありません。取引・送金・相談の判断は、公式情報と個別の事実を確認したうえで各自で行ってください。