地域で取り組む防災のヒントとは
2018/10/18|市民のみなさまへ
10月17日(水曜日)、都市防火の第一人者である東京理科大学関澤教授をお招きし、木造住宅密集地区防災事業の全体講演会を開催しました。
市では、一昨年の駅北大火を受けて、被災地と同様に住宅が密集する地区を中心に、住民と一体となった防災力を高める取組を始めています。
この日は、地区の代表者ら約50人からお越しいただき、大火を防ぐ上で重要な初期消火において住民が果たす役割などを事例を交えて学びました。
また、関澤教授からは、「災害時には、公の力(公助)は期待できない。自ら(自助)や地域(共助)で何とかするという備えが必要だが、平時において自助や共助を育てるという公助の役割をしっかり果たしてほしい。」という言葉がありました。
地区防災事業はこの後、3地区で危険箇所の確認やワークショップを通じて、地区防災プランを取りまとめていく予定です。

